昭和41年6月1日、現在の地に田中脳神経外科診療所を開設以来、田中脳神経外科病院はおかげさまで創立40周年を迎えることができました。そしてこの機にあわせまして田中 千秋の後任として病院長に就任いたしましたことをご報告申し上げます。
病院長がかわろうと守り続けていきたいのが、当院の病院理念であります"愛と技術"です。"千秋会において医療に従事する職員は深い愛の心をもって患者さまに接し、疾病の苦しみから患者さまを解き放つために、各職務において高い技術の習得に努めなければならない”この理念は病院が続いていくかぎり大切にしたいと思っています。
私も大学時代から医療人として、患者さまに対しては、無償の愛情を注ぐものであると学んでまいりました。また、常に心構えとして持ち続けてきました。そして機会ある度に職員に話し、自分自身も含め病院として実践できるようにしていきます。
常勤として着任してまだ1年10ヶ月ですが、日々診療と並行しながら、病院内外におきまして少しずつですが当院の機能向上を図ることに取り組み始めました。一つは地域の医療機関の先生方との連携強化であり、病診連携あるいは病病連携等の会議への参加や外部への当院の情報の発信、提供の整備です。また、大学病院とも以前にもまして太いパイプで連携強化することもできました。もう一つは院内の機能強化への取り組みで、脳神経外科外来では大学の先生方の協力で午前の診察では医師2名体制を敷くことができ、医療の質の向上と患者さまの待ち時間の短縮に役立つものと考えております。まだまだほんの一端にすぎませんが、今後も当院としての役割、使命を果たすことで、地域全体の健康の維持、医療のお役に立つことができれば幸甚でございます。
微力ではありますが、これまでに培った経験を生かし、小学、中学、高校、大学と生活してきたこの地を愛し、重責の遂行に最善を尽くし、そして同じく6月1日から就任いたしました横山副院長をはじめとするスタッフと共に誠心誠意努力致す所存でございます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
病院長 田中 宏明