田中脳神経外科病院|東京都指定二次救急医療機関|練馬区

ABOUT

病院紹介

-患者様の権利

私たちは、"医療は、患者さまと医療機関との十分な信頼関係を基礎として成り立つものであり、医療を受ける全ての患者さまは、次の権利を有している"と考えています。当院では、これら患者さまの権利を尊重し、相互の理解と信頼関係に基づいた医療を実践してまいります。

  1. 良質で安全な医療を平等に受ける権利があります。
  2. 医療を受けるに際して、それぞれの人格や価値観などが尊重される権利があります。
  3. 受けるべき医療について、ご自分の希望や意見を述べる権利があるとともに、希望しない医療を拒否する権利があります。
  4. 理解しやすい言葉や方法で、納得できるまで十分な説明と情報提供を受ける権利があります。
  5. 十分な説明と情報提供を受けたうえで、治療方法などを自らの意思で選択する権利があります。
  6. 治療の過程で明らかとなった個人情報が守られる権利があります。

-ご紹介

病院シンボル

愛と技術

地域の皆様が信頼、そして安心できる医療を提供するために、医療法人社団 千秋会はその理念に従い、 深い愛の心を持って患者様に接し、各職務において高い技術の習得に努めて参ります。

診療機能の構築

医療の充実を図るため積極的に診療機能の構築に取り組んでいます。2004年、建物のバリアフリー化と老朽化した部分を一新、そしてベッド間(1床当たり6.4㎡確保)を広げる改修工事を行ないました。今後も患者様の声が届く病院造りを目指し、看護体制や地域の医療機関との連携を深めて参ります。

医療連携

一般急性期医療機関としての機能を維持し、地域医療機関からのスムーズな患者様の受け入れ態勢や患者様の要望、意見の汲み上げが可能な体制作り、地域3次急性期医療機関・特定機能病院などの基幹病院との病病連携及び地域医療機関との病病・病診連携を強化。これらの取り組みによって、より確実で安全な医療を患者様に提供し、かつ医療資源の有効な活用を目指します。

-院長からのご挨拶

当院は昭和四十一年六月一日、現在の地に田中脳神経外科診療所として開設されました。以来、変わらずに守り続けてきたのが、"愛と技術"という当院の病院理念であります。"千秋会において医療に従事する職員は深い愛の心をもって患者さまに接し、疾病の苦しみから患者さまを解き放つために、各職務において高い技術の習得に努めなければならない"この理念は今後も病院が続いていくかぎり大切にしたいと思っています。 また、「医療人として、患者さまに対しては、無償の愛情を注がねばならない。」と、自分自身への戒めも含め職員にも機会がある度に伝え、病院全体として実践できるように取り組んでおります。

そして、日々診療と並行しながら、病院内外におきまして少しずつですが当院の機能向上を図ることに取組んでいます。一つは地域の医療機関の先生方との連携強化です。病診連携あるいは病病連携等の会への参加や会を主催する事によって、近隣の先生方への連携を強め、当院の情報の発信と提供を行っています。それらとともに大学病院との連携強化を行っております。院内の機能強化への取り組みとしては、脳神経外科・整形外科外来では大学の先生方の協力で午前午後の外来診療体制を敷くことができ、医療の質の向上と患者さまの待ち時間の短縮に役立つものと考えております。また、内科・救急科の先生にも診療に参加して頂けるようになり、入院・外来患者様の医療の質の向上を計ることができました。

まだまだほんの一端にすぎませんが、今後も当院としての役割、使命を果たすことで、地域の皆様が安心して暮らせるように、健康の維持・医療からお役にたちたいと思っております。微力ではありますが、これまでに培った経験を生かし、この重責の遂行に最善を尽くしながら、スタッフと共に誠心誠意努力致す所存でございます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

院長 横山 実

-院内マップ

-病院概要

急性期一般入院料1

東京都指定2次救急医療機関

各種健康保険・労災指定医療機関

急性期病床数 58床

-設備

MRI(1.5T)

80列マルチスライスCT

DCS(骨塩定量測定装置)・EEG(脳波計)・心電図 ・ホルター心電図

PWV(血圧脈波検査装置)・重心動揺検査装置・脳外科用マイクロ

内視鏡・超音波診断装置 等

-施設基準

機能強化加算
一般病棟急性期一般入院科1
救急医療管理加算
超急性期脳卒中加算
診療録管理体制加算2
医師事務捕助体制加算1(75対1)
急性期看護捕助体制加算25:1(5割以上)
夜間急性期看護補助体制加算30:1
感染対策向上加算3
データ提出加算1
入退院支援加算2
せん妄ハイリスク患者ケア加算
看護職員処遇改善評価科
入院時食事療養(Ⅰ)管理栄養士によって管理された適温食を提供
二次性骨折予防継続管理科1
二次性骨折予防継続管理科3
夜間休日救急搬送医学管理科の注3に規定する救急搬送看護体制加算
薬剤管理指導科
別途1の「第14の2」の1の(2)に規定する在宅療養支援病院
在宅がん医療総合診療科
在宅時医学総合管理科及び施設入居時等医学総合管理科
CT撮影及びMRI撮影
運動器リハビリテーション科Ⅲ
椎間板内酵素注入療法
脊髄刺激装置埋込術及び脊髄刺激装置交換術
以下点数表第2章10部手術の通則の16に掲げる手術
酵素の購入価格の届出
医療情報・システム基盤整備体制充実加算1
医療情報・システム基盤整備体制充実加算3

-病院沿革

1966年6月

日本で初めての民間の脳神経外科単科の診療所として開院
田中脳神経外科診療所  病床数8床
1969年4月鉄筋3階建に増築
1973年12月組織変更し、「病院」となる(鉄筋5階建てに増築)
田中脳神経外科病院  病床数50床
1978年2月CT-SCAN(コンピュター断層撮影装置)を導入
1981年11月診療内容拡充のため「法人」に組織変更する
医療法人社団 千秋会  病床数62床
1986年4月順天堂大学脳神経外科より教育関連病院の指定を受ける
1988年1月超音波診断装置、ファイバースコープを導入
1990年6月増改築工事竣工(1988年6月~)  病床数88床
1992年12月MRI(磁気共鳴断層撮影装置)を導入
1995年9月ヘリカルCT及びDSA(血管撮影装置)を導入
2000年5月地域医療機関の協力を得て生活習慣病を考える会(定期講演会)を発足・主催
2003年2月都内で先駆けてオープンタイプMRI(磁気共鳴断層撮影装置)を導入
2004年4月改修工事により院内バリアフリー化と新基準に適合するため1床当たり6.4㎡を確保し、一般病床65床となる
2006年6月病院長に田中 宏明医師、副院長に横山 実医師が就任する
2006年9月リハビリ室整備の改修工事を実施  病床数58床
2007年5月16列マルチスライスCTを導入
2008年9月在宅訪問診療を開始
2008年10月PACS(フィルムレスシステム)を導入
2010年4月MRI(磁気共鳴断層撮影装置)1.5テスラを導入
2023年10月横山病院長就任、田中名誉院長就任

-NCDデータベース事業参加

当病院の脳神経外科は、一般社団法人NCD(National Clinical Database)が実施するデータベース事業に参加しています。

目的

この事業は、日本全国の手術・治療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目的としています。

1.NCDに登録する情報の内容

登録される情報は日常の診療で行われている検査や治療の契機となった診断、手術等の各種治療やその効果やリスク等となります。患者さんのお名前を登録することはありません。

2.登録する情報の管理・結果の公表

登録する情報は、それ自体で患者さん個人を特定することができないものですが、当科及びNCDでは登録する情報の管理にあたりまして、各法令「個人情報の保護に関する法律」、「臨床研究の倫理指針」、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」等を遵守してまいります。
データの公表にあたっては、NCDが承認した情報のみが集計データとして公表されます。登録するデータがどなたのものであるか特定されることはありません。

3.登録の拒否や登録情報の確認

データを登録されたくない場合は、登録を拒否することができ、また、登録されたご自身のデータの閲覧や削除も可能です。スタッフにお知らせください。

-JOANRデータベース事業参加事業参加

整形外科の手術を受けられる患者の皆様方へ
「JOANR(日本整形外科学会手術症例データベース)」について

田中脳神経外科病院整形外科は,日本整形外科学会が運営する「JOANR(Japanese Orthopaedic Association National Registry)登録に参加します。

1.趣旨 目的

JOANRは、日本における整形外科関連の手術とその治療情報を登録し、集計・分析することで、整形外科治療の向上をはかる登録制度です。患者さまに安心して治療を受けていただくために、整形外科治療に積極的に取り組んでいる全国の病院がこの登録に参加しています。手術に関連する診療記録、検査データなどの情報を登録します。
JOANRに登録された医療情報を分析することにより医療の質の向上を図り、国民に対する良質な医療の提供、適正な医療レベルの維持、また、医療経済の最適化を目指します。

2.意義

1)運動器疾患に対する手術治療に関するビッグデータに基づいたエビデンスの構築
2)外科系学会社会保険委員会連合(外保連)試案の実態調査
3)重点的に対応すべき運動器疾患と手術法の提言など、
国民健康向上の観点に加えて、医療経済上にも極めて重要となります。

データの公表にあたっては、NCDが承認した情報のみが集計データとして公表されます。登録するデータがどなたのものであるか特定されることはありません。

3.個人情報の安全確保

本研究は、診療録調査だけの研究ですので、患者さんの生命・健康に直接影響を及ぼすことはなく、患者さんから採取した資料を実験的に用いることはありません。このデータベースでは,患者さまの診療情報,個人情報を守るため,データは匿名化されます.外部からの不正な侵入に対して厳格に保護され、安全に管理いたします。
研究成果は、医学の発展のために学会発表や学術論文発表などをさせていただくことはありますが、その際も個人の特定が可能な情報はすべて削除いたします。

4.情報登録を望まない場合

このデータベースへの登録を取りやめたい場合は,担当医にご連絡いただくか、お手数ですが下記の連絡先にご連絡ください。いつでも登録を中止することができます。もし、参加されなかった場合や途中で参加を取りやめた場合でも,今後の診療に何ら不利益を被ることはありません。